すき焼きとお酒の相性を探る

すき焼きとお酒の相性を探る

日本では古くから牛肉や豚肉の摂取を禁止していたという歴史があります。
日本は古くから稲作で生計を立てる家が多く、
豚や牛、鶏は農業をするうえで欠かせない道具として役割を持っていました。
そういった動物たちを安易に食べてしまわないように、幕府や朝廷が肉食を禁じていたのです。
明治維新以降、こうした慣習は見直され市民の間にも肉食の風潮が広まりました。
そんな中で特に好まれていたのがすき焼きです。
ご存知のようにすき焼きは日本人好みの甘辛いタレで牛肉を煮込んだ料理です。
当時はあまり上質な牛肉を食べられなかったため、
濃いタレで味付けすることで少しでも美味しくいただこうとしたという話も残っています。
そんな歴史を持つすき焼きですが、
現在でも家族で鍋を囲むといえばすき焼きを第一に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
すき焼きといえばご飯と一緒に食べる人がほとんどです。
おでんやもつ鍋はお酒のおつまみにする人も少なくありませんが、
すき焼きに関してはそのような話をあまり聞きませんよね。
なぜかというと、すき焼きそのものの味が濃く、
お酒と一緒に食べてもお互いの味を打ち消し合ってしまうからです。

しかし、最近はお酒の味わいも進化を遂げています。
どのようなお酒とすき焼きと食べれば良いのか考えていきましょう。
まず、すき焼きを食べた後のお口の状態を確認してください。
牛肉の脂と濃いタレが残ってしまうことはありませんか?
通常はご飯でこの状態を薄めますが、
ビールやスパークリングワインのように炭酸の入ったお酒でも同様の効果が期待出来ます。
また、すき焼きそのものを牛肉の料理だと考えてみると、赤ワインとも意外なほど合うのです。
ご紹介したようなお酒を中心に、すき焼きで晩食をお楽しみください。

 

先日利用した萬屋 -ばんや- 吉祥寺店はなかなか良いお店だったのでおすすめです。